USFSバージョン!? おやっ、USFS(USフォレストサービス)バージョンのクイックライト!?・・・と、このお写真を送っていただいた際、頭を一瞬抱えてしまいました。しかしその後、一瞬にして“USFSもどき”であることが直ぐに分かりました。この度もまた、いつもお世話になっている北海道在住のJ氏よりユニークなお写真を送っていただきました。J氏、今回もまた色々と手を入れられたようです。
上のお写真はタンクの塗装を剥離するのも含め、一様に分解をした図となります。ご覧いただけるようにクイックライトは至ってシンプルな構造であることが分かりますね。見たところタンク以外にもバーナーケージもシルバー塗装がされているのでしょうか。
クイックライトには良くありがちなことですが、この一台も例には漏れずベンチレーターが2分割にされてしまっていたようです。これからタンクとベンチレーターの塗装を剥離する寸前でしょうか。
上記の塗装はがし液をしようした結果が以下(↓)の状態です。ベンチレーターの塗装をはがすのには相当苦労されただろう形跡がありますね。 朽ちたマイカグローブが非常に似合う一台ですね。なんとなくQ99ジェネレーターが煤づまりを起こしているような感じの灯り具合ですがいかがなものでしょうか・・・。J氏、この度もまたありがとうございました!
オールドコールマンに関係のない話題で失礼します。日本と比べると、一般的にろくな食べ物がないアメリカ、しかしBBQ(バーベキュー)となると本場アメリカはさすがと感じた先日の土曜のスナップショットです。かれこれ知り合って3〜4年経つ釣り仲間&子連れ家族のジェームスさん、料理などするとは思っていなかった中、彼の作ってくれたBBQは最高でした!彼曰く、BBQだけに関しては得意だそうです。
ゲストだと言うのに肉を切らせてしまい申し訳ありませんでした、ジェームスさん。この真剣なまなざしが最高。隣のジェームスさんの奥さんと下の娘のリナちゃん、と父ちゃんがんばっているよ〜っ。
この写真からでも美味しそうなBBQであることがお分かりいただけると思いますが、おせいじなしに本当に美味しいBBQでした。参考までレシピは肉(ビーフ)の塊に切れ目を入れにんにくのかけらを適度に差込、セージ、バジル、オリーブオイル、しょうゆでマリネした後、1時間ほどBBQグリルで焼きます。焼く時のコツは一切裏返さず、油の多い面を下にしたままの状態でじっくりと焼くことだそうです。
本日4月11日は、イースターサンデーを一日前に控え、各地の公園や広場では『エッグハント』が開かれていました。アメリカでは昔から行われている行事で色付きのゆで卵(たまご)を大人が隠し、それを子供が探し出す遊びです。本来であればゆで卵を利用するのがトラディショナルな方法ですが、昨今ではプラスチック製の卵ケースにキャンディーやチョコレートを入れたものが主流となってきています。 さて、本題から話がそれてしまいましたが、上に写真でご覧いただけるのは育ちに育ちすぎてしまったレモン2ヶと、摘む時期としては最適な形をしたレモン1ヶです。通年、実がなっているレモンですがそうは使う機会があるものではありません。故に育ちが早い今頃はこんな形をしたレモンが山のように生っています。 しかしながら、色かたちに左右されることなく搾りたてのレモンジュースはオールドコールマンのメンテナンスに大いに役立ちます。適度に水で満たしたプラスチックのケースの中にレモンジュースを搾り、汚れに汚れてしまったバーナーチューブやフレームなどをどっぷりと漬け込んでしまいます。化学薬品系のソリューションを使う手ももちろんありますが、万が一こぼしてしまった時などを考慮するとやはりレモンジュースに軍配が上がってしまいます。何よりも“ただ”なところが魅力的です。 レモンジュースにパーツを漬け込んでいる間、ほんのりと柑橘系の香りをかぎながらフォウントを磨きこむのもなかなか気分の良いものです。上の写真はクイックライト系3点ですが、レモンジュースから取り出し綺麗になったパーツを取り付けたもの(左)、まだ部分的に漬け込んでいるもの(中)、そして主要なパーツを漬け込み中のもの(右)です。 参考までこの写真のランタンは、次回アップデートに向けメンテナンスを同時進行している数台の内の3台です。どれもうっとりとするようなタンクの輝きを持ったコレクターズグレードです。
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チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
アースワーム・・・ アースワーム、日本語に訳すと“ミミズ”のことです。ここ最近は冬の長雨が続きじめじめした地面を無数のミミズが這い蹲り、また地中を掘り起こすとごっそりとミミズが出てきます。 子供の頃は平気で触れたミミズ、大人になってしまうといつの頃からか触ることすらできなくなってしまうのはなぜでしょうか・・・。 今日は童心にかえったつもりで我が家の娘2人にミミズを掘り起こさせてみました。3〜4匹ミミズを掘り起こした上の娘に“ミミズさんの家でも作ってあげなっ!”と声を掛けると早速おもちゃのティーカップに水やら泥やら砂利を入れミミズハウスの完成!むにゅむにゅ動くミミズを見て“So
cute...!(可愛い〜っ!)”とペットと間違えてしまった娘。たっ、頼むから家の中に持って来るのだけやめておくれっ!!
謎の液体 前項の話題、『汚れたクロス捨てるべからず・・・』にて登場した“謎の液体”、この液体の真相について首を長くしてお待ちいただいているA氏、長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。 あの“謎の液体”は、『水(みず)』です。日米でやや違う点としては、日本が軟水に対して、こちら米国は硬水ということだけです。 A氏、この回答を見てきっと肩をがくっと落とされたことでしょうね・・・期待をさせてしまいすみませんでした! A氏が既に『水』を試されたように、確かに水をまぶすことにより研磨剤が余計に固くなるのは確かです。しかし、実はここに隠されたテクニックが潜んでいるんです。 そのテクニックとは水をまぶすタイミングと磨きに使う“小汚い布”に秘密があります。前項でポイントアウトした、『光沢を放つくらいになってきた頃が目安です。』と、この言葉をもう一度思い出してください。 そうです、このくらいの光沢が出るようになってきた時は、水を少し垂らしたくらいではもう水を吸収するようなことがありません。1.)この状態になってきた布を必ず使う。2.)摩擦熱でタンクに熱が残っている状態ですばやく磨き込む。3.)決して広範囲を一気に磨こうとせず、小範囲内で磨きこむ。 この時の手の感触として、バターやマーガリンをつけて磨いているような感触になります。再度お試しを・・・。
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