度々くどいようですが、オールドコールマンをいじくり始めると、遅かれ早かれチェックバルブレンチは必ずしや必須ツールとなります。マイナスドライバーや代用ツールではそう簡単にチェックバルブを外すことはできません。個人的にはチェックバルブレンチもケースバイケースで数種を使い分け、これでもう怖いものなし...!? そう思いきや、時として油断をするとチェックバルブをなめてしまうことがあります。
上が一般的なチェックバルブレンチに対して、下にあるのはチェックバルブがなめてしまった際、出番となる逆ねじのビットです。皆さんの中にも使われている方も多いと思いますが、なめてしまったネジ山にがっちりと食い込ませ、意図も簡単に外してしまうといった優れものです。 上の写真は実際になめたチェックバルブを取り外した際のクローズアップです。なめてしまっている上に一部が欠けてしまったチェックバルブですが、何の問題もなく取り外すことができます。らせん状のねじ山の部分がもっと細やかに巻かれているタイプもありますが、どちらも効力に大差はないようです。
この度、お世話になっているI氏より、自作のリフレクターのお写真の提供をいただきました。100円ショップで仕入れたという材料がとても良いですね。 I氏のコメント: こちらは上から眺めた状態です。実際に点火した際の状態を見てみたいものです。もともとはカレー用のお皿でしょうか!? しかしジャストフィットしていますね。 こちらは電気式に改良した200Aに装着し点火したお写真です。非常に良い感じに明かりを照らしているのがよく分かります。ナイトランプとして本を読んだりするのにも役立ちそうですね。 I氏、お写真のご提供をありがとうございました!
フュエル・タンクシーラ- このコーナーの26nでご紹介させていただきました、L20プールトリーランタンを完全レストアされたヨタローさんも愛用のタンクシーラー、私もたまに利用しています。これを利用しなければならないということは、逆言えば相当に酷い状態のタンクを持ったランタンを目の前にしているということですので、あまり出番があってほしくないのが本音です。 元々はバイクなどのガソリンタンク用のシーラーですが、耐油、耐ガソリン、おまけに自然に優しいとのことで、オールドコールマンのタンク内のシールにもかなりの効果を発揮してくれます。ガソリンタンク容量に合わせ、容量がいくつかありますが、オールドコールマンのタンクを2、3ヶシールするくらいならそう量は使いませんので、小さいサイズで十分です。 使用する前は十分にシェークし、後は適当なジョウゴを使いタンク内に適量を流し込むだけです。その後、タンク内に満遍なく行き渡るようにタンクを転がし、余分な残りはタンク内からドリップさせます。ディレクションでは、72時間(3日)は乾燥させてから使用するようにと説明があります。
くつ下マントルを試す コールマンのマントルで言うと、No.1111あたりのでかいマントルに相当するのでしょうか。下の写真のくつ下のようなマントル、恐らく相当古いプリムス製のマントルだと思います。最近のマントルはどうも点火した後穴などが空きやすく、個人的な感想からすると非常にもろく、またその作りからしてもその寿命は1回限り!?などと、本気で思ってしまう時があります。皆さんはどう思いでしょうか。 そんなふとした気まぐれから、そこらに転がっていたこのくつ下マントルをくくり付けてみました(↑)。妙にふかふかした感触としっかりした作りは、今のマントルと比べると思うにその寿命(耐久性)ははるかに優れていることだろう、そう思わせる風格です。 現在主流のマントル(左側)と比べると、その大きさとふかふかさの違いがこの写真からもお分かりになると思いますが、さて実際のところはどうなのでしょうか。右のくつ下マントル、製造からゆうに10年は経過していると思われ、また袋にも入っておらず、むき出し状態で少なからず私の手元に来てからも5−6年はほったらかしになっていました。そんな訳で、マッチで空焼きを試みた瞬間、焼け落ちてしまうようなこともありえるかも知れません。 とにかく、明日の夜にでもこっそりと試してみたいと思います。結果はまたこの場で報告させていただきます。
くつ下マントルを試す(ご報告) ひとつ上(↑)の話題のくつ下マントル、早速翌朝には空焼きを行ってみました。さてどうなることやら期待の一瞬です。この大きさゆえに、燃えること燃えること、また煙も一段と上がっている様子が分かります。 とりあえずは問題なく空焼きがはじまり(↑)、無事完全に空焼きが終了しました(↓)。見た目はまずまず。 いざ点火(↓)、右のオーソドックスなマントルを取り付けたランプと比べ、くつ下マントルを取り付けた左側のランプのほうが明らかに明るいのが分かります。参考まで、右は点火後、一方のマントルの一部に穴が空いていました。それに比べくつ下マントルはバーナーキャップにがっちりと陶器のようにへばりついたままの状態です。 結果として、古いマントルを侮ることはできないと言うことですね。
のっけから変なタイトルで失礼します。親ばかシリーズの再開とも言える写真でこれまた失礼します!我が家の下の娘も日本へ里帰り(実際には日本へ旅行と表現したほうが良いのかもしれませんが)を済ませ、ふと数ヶ月前の写真と見比べると随分と大きくなったものです。 これ以上に成長したのが、『言葉』です。やはりじぃちゃん、ばぁちゃんのもとでしばらく生活を共にすると、色々な言葉に加え、その言葉をキャッチする能力がものすごく飛躍するものですね。しかもおねえちゃんがいるとなると、なおさらです。 教えた覚えのないランタンを指差して『チンチン』と言っていたかと思えばその数日後、『らんたぁん』と一言。きっと私と上の娘が話す会話の中から、さぐりあてたのでしょうね。 |
チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
“いつどこで出会えるか分からない、それがオールドコールマン” あれやこれやと古いものを収集していると、ひょうんなことからオールドコールマンにめぐり合えることがあります。 ここアメリカではオールドスタッフとか、コレクターズアイテムと称して古いもの好きの人が非常に多い国です。まあ、どちらかというと年をめした方々多いですが... 先週末は張り切って早朝からフリーマーケットへ行ってきました。ここ最近は平日に訪れることが多かったのですが、さすが週末は早朝から人が多かったです。 山のようにあふれる人ごみの中、錆だらけになった古い物を売っているおじさん(お兄さん!?)がいました。一目でオールドスタッフを収集しているだろうことが分かる品揃え。「う〜んっ」と物色していると、「オールドスタッフを集めてんのかい?」とこんな一言。「イエス!」そう答えると写真の束をトラックの中から持ってきました。 どうやら今日は全部を持ってきてはいないものの、他にも沢山持っているらしく、その写真を見るとあらゆるオールドスタッフが写っていました。 「欲しいものがあるなら今度俺んところ来な」と一言。写真を見る限りとてつもなく広い敷地にオールドスタッフを構え、商売をしているらしいです。 私にとっての気になるオールドスタッフ(もちろんオールドコールマン)がぱつぽつとその写真の中にありました。 来週ちょこっと行って来ます、「俺んところ」。
チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
古いパンフレット オールドコールマンのメンテナンスも楽しいものですが、古いパンフレットやカタログを見て楽しむのも、また良いですね。以下は1920年〜1950年代頃のパンフレットやカタログです。
リア・ディゾンではなく、リアリティーです(寒〜っ)。“現実”といったような意味でしょうか。私的なことですがひとり気ままに過ごしてきた1ヶ月、そんな月日もあと残り1日半となりました。 約1ヶ月、日本へ里帰りとしていた奥さんと子供ふたりが帰ってきます。もちろん、毎晩早く子供の顔を見たいなと思っていたものの、また賑やかであれやこれやと手の焼ける日常生活がはじまるとなると、うれしいのやらかなしいのやら、微妙な心境です。 しかし、こんなリアリティーからかけ離れた生活は、せいぜい1ヶ月くらいが丁度良いのでしょうね。そんな訳で、このワークショップの更新も来週あたりからはややスローペースになるかと思います。 はだかでドロ遊びとはたいしたものだ。そう言えば、君達ふたりが生まれてから「ドロ遊び」ってものをしたのは、これがはじめてだね。う〜ん、こんな楽しい遊びがあることをまだ教えていなかった。来年もまた芋ほりをした後、存分に遊んでくれ! こんなドロ遊び、今まで見たことありません!これぞリアリティー そう言えば君達、まずは左の子、君のミドルネームはCheryl(シェリル)と言って”愛しい”って言う意味なんだよ、ちなみに。これは良いか。そして右のちっちゃい子、君にもミドルネームがあってFlorence(フローレンス)、そう”花のように”って言う意味なんだよ。でもその姿を見る限りまるで”芋のように”じゃないか!イモーレンスと改名するかい!? |
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