ワチュードゥーウィング?
う〜ん、やけに万遍の笑みを浮かべているのはどういう訳なんでしょうね? 実は、普段写真を撮影する時は、基本的に子供がその場に来れないようにシャットアウトをしています。やはりまだまだこのくらいの年の子供となると色々なものに興味深々、うかつにうろちょろさせることができません。貴重なグローブなど割られては大変なことですね。 今のところ上の娘は私は何でも直せる(修理できる)、そして何でも作れるスーパーマンと思っているようです。そしてオールドコールマンのメンテナンスをしていると、「パパ〜っ、ロボット作ってー。」と、こんなことさえ言ってきます(無理!)。 そんな訳で娘は私の行動に非常に興味があるようで、ガレージで何かしていると「What are you doing?−ワチュードゥーウィング(何やってんの?)」という具合にとになく知りたくて仕方ない様子です。この日もこっそりと写真を撮ろうとするとその姿を見つけるやいなや、「ワチュードゥーウィング?」。 今回は特別邪魔をしない約束の上(約束が分かったかは定かではなし)、撮影に“ご一緒”させてあげました。アングルを決め、いざシャッターを押そうかと思った瞬間、ランタンの横に現れたり顔を出したりと、とにかく一緒に写真に写りたい様子(う〜ん、予想通り!)。 しかし、不注意にうろちょろされては正直、邪魔!そんな本心も知らずに意地でもランタンと一緒に写ろうとしている。本当にたいした根性だ君は。。。う〜ん、どうしよう。このままでは陽が暮れてしまうと思った時、「それならいっそのことランタン持たせて写真を撮ってやれ!」と、こう判断したところ正解だったようです。 普段では絶対こんな風にして(ランタンと一緒に)写真など撮ってもらえないのを知っている。なるほど、目が見えなくなるほどまでしてそんな万遍の笑みを浮かべた理由にわれながら納得。そんな寒空の下でのスナップショットです(2006年12月)。
コールマン・マントルコレクション2006
うぉ〜っ、なかなか良いじゃありませんか。お世話になっているA氏より最近収集しはじめているマントルコレクションのお写真を送っていただきました。こちらアメリカでもマントルを含め、古い資料などを収集しているコレクターは結構います(私もこっそりと収集しています)。あらためてこう並べて観察すると、微妙な違いがよく分かりますね。ひとまず、Coleman
Mantle Collection 2006と題させていただきました。きっと来年2007年にはもっと沢山増えていることでしょうね。ありがとうございました。 焼きベンチコレクション(O氏投稿) 『こんにちは、いつも楽しく拝見致しております。 焼きベンチ、いいですね。 私が最初に手に入れましたランタンは’50年代のUS220でしたので変色する事など 知るよしも有りませんでした。 次に200Aをよく御座いますオークションで入手致し、嬉しくて自宅で 点火してビックリ!見る見るどす黒い色に変色致し『やられた〜』と出品者 に確認の電話を入れて一通り話を聞いて納得しましたが、今思えば顔から 火が出る程恥ずかしい質問をほんの数年前平気でしていた自分は改めて『凄い奴』だと思います。』 ...と、こんなエピソードをお持ちのO氏より、嬉しい2つのモデルの焼きベンチのお写真をいただきました。1989年11月製造の286A7035と、1960年中盤〜1970年中期代製造のLPガスモデルの5121です。ご丁寧にも点火前の写真(サムネイル写真)と、点火後のお写真を送っていただきました。 Model 286A7035 November 1989
Model 5121 (Propaine Gas model) circa 1960-1970l
O氏、素晴らしいお写真をありがとうございました!
『シャイニー、シャイニー』 この辺の気候は夏にほとんど雨が降らない代わりに、今頃の季節(1月〜2月頃にかけて)にやや雨が多くなります。このあたり、雨の運転に慣れていないドライバーが多いせいか、普段より高速の路肩にスリップしている車やスピンする車が目立つ時期でもあります。 ランタンの写真を撮るにあたり、晴天の日よりもこんな雨交じりの曇り空の下で撮る方が綺麗に仕上がります。これが写真のようなメッキタンクモデルともなればなおさらです。この日は雨がやんだり降ったりと一日ぐずついた天気でしたが、その後、この202は雨に打たれるはめになるのですが、なんとも美しかったです。 可能であれば“雨の日のストーリー”、定期的に掲載したいところですが、雨の少なさを考えると現実的ではなかったかもしれません。これが最初で最後かも知れませんが、まあ、遊び心として大目に見てください。 しかしうちの娘、ランタンを灯すたびに『シャイニー、シャイニー(輝いてる)!』って大喜びするけど、ひょっとしてオールドコールマンに君も取り付かれてしまったのかい!? Feb14,
2007 |
オールドコールマンに限らず、古いものは本当に個性がありますね。左の赤ランタンは半世紀ほど経過しているものですが、2006年の現在でも全く違和感なく調和しています。 このランタンはバーガンディーが製造されていた1961年〜1962年の直後にあたる1963年製造のモデルの為、全体の色合いがバーガンディーの面影を残しています。 ここ最近赤ランタンには少し飽きを感じていました。その理由として1.)メンテナンスするには面白みが薄れてきた。2.)メジャーになりすぎた感じがしてきた。3.)理由不明。。。 しかし!この写真を見て再認識しました。やっぱり赤ランタンはいい!
“オリジナルにこだわり?” 稀に(うんっ、結構な頻度かも!?)、古〜い個体を手に入れた時、時代にして1930年〜1940年代ものでしょうか、明らかに純正でないパーツが使われている場合があります。例として多いのがボールナットやフレームにかまされたナットなどなど。 これらの外部パーツ、本音として可能な限りオリジナルに戻したいところですが、場合によってはそのまま流用しつづけた良いような場合もあります。 いくら外部パーツとは言えども、そこに使われている何かしらの理由があることは、分解しさらに組みたててみると納得できる場合が良く有ります。 そんな時、個人的にはそのランタンやストーブを過去に(遠〜いその昔)使っていた人やその時の状況などを考えながら瞑想にふけるのも楽しいものです。 そんな風に思うのはもしかして私だけ!?
“LPランタンはOK?” そんな中、同じコールマンでもLPガスとなるとその位置づけがやや違うような感じがします。ましてオールドコールマンを愛する人々からすれば、きっとLPガス系など邪道な事なのかもしれません。 しかし、投稿いただいたLPガスモデル5121あたりともなると、LPガスモデルを邪道などと言ってはいけないですね。こけしのような容姿とその色合いなどなど、十分にコレクションとして楽しませてくれます。
チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
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