2010年ライティングコールマン・ワークショップ夏休みの過ごし方(パート3) 〜ポークスペアリブを焼いてみた
キャンプではやはりワイルドに料理をしたいものですね。今回は肩で担ぐほどの大きさのポークスペアリブを大胆に焼いてみました。大人5人前くらいはゆうにあるでしょうか、しかしながらお値段は8ドル程度と、とても経済的です。しっかりとマリネしておくのも良い手ですが、今回はキャンプともあり焼く寸前に塩コショウを振りかけ、ほどよく火の落ち着いたグリルに放り込んでみました。
グリルの上にはサック付きのとうもろこしも並べて焼いてみました。蒸し焼き状態となり、とうもろこし本来の甘みを逃すことなく食べることができます。
今回の味付けはキッコーマンUSAで製造しているガーリック入り照り焼きソースをたっぷりとつけて焼いてみました。お醤油の焼ける匂いと香りがやはり日本人にはたまりません。そろそろ焼け上がった頃、半分に切り分け焼け具合を確認してみました。
十分に火が入ったところで直火から離し、アルミフォイルの上で保温している状態です。焼きあがった後は2回りくらい小さくなってしまいました(当然ながら)。これから夜にかけて暖を取るための薪も良い感じの炭になってきました。
今回、初日の晩御飯のメイン、実はカレーライスでした。こちらは子供と奥さんに任せ、私はスペアリブを焼くのに没頭をしていました。夕食がテーブルに揃った頃はすっかりと辺りは真っ暗になっていましたが、今回持ち込んだ赤ランタンがそんな夕食の場を明るく照らしてくれました。
毎回キャンプの脇役的存在となってしまうとうもろこし、存分に夕食を楽しんだ後、せっかくうまそうに焼けたとうもろこしはいつもこんな風にグリルに残されたままになりがちです。普段11時くらいまでは平気で起きている下の娘、キャンプ場でもその生活習慣は変わらないようです。
一日目の夜、疲れきってしまった御三家は夕食を終えるとさっさとテントの中に入り込み、就寝してしまいました。私にとってはこれからがくつろげる時間でもあります。真っ暗に静まりかえったテントサイト、赤ランタンを遠めに眺めながら夜な夜な、ワイン片手に楽しむことが出来ました。これぞまさに“サンシャイン・オブ・ザ・ナイト!”。
2010年ライティングコールマン・ワークショップ夏休みの過ごし方(パート4)へと続きます。
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チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
コインシャワー 今回訪れたCalaveras Big Trees State Parkは、キャンプ場の規模としてはそこそこの大きさです。アメリカのキャンプ場ともなると、場所によっては相当の設備が整った場所も少なくはありません。 このキャンプ場の設備といえば、パークレンジャー事務所、ビジターセンター、水場、トイレと併設されたコインシャワー程度の設備です。 このコインシャワー、通常25セントをスロットに入れると、そのお金の分お湯が出る仕組みになっています。大体1ドル分で5〜6分ほど使えるようになっていますが、入れたお金の分を使わなくてもお釣りは戻ってきません。 ということで、ほとんどの人が時間ぎりぎりまでシャワーを浴びることと思いますが、私の奥さんが2日目にお金を入れずに蛇口を回したところ、永遠に暖かいお湯で出続けたそうです。こんなところ、とてもアメリカらしいですね。
過去を振り返る 私のようにある程度の年を取ってしまうと、2年や3年の月日など、特に変化がなく過ぎ去ってしまいます。しかし、子供にとっての2年、3年は大きな成長を遂げるものですね。毎回“夏休みの過ごし方”をご紹介させていただく時、子供の成長振りを振り返る写真を掲載させていただいていますが、今回も振り返させていただきました。 2006年タホ湖トリップ
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