オールドコールマンにはヘアードライヤーが必須です


最近買ったドライヤーですが、くるくるとコードが巻き込めるため、結構使いやすいです。

オールドコールマンに錆びはつき物です。その中でもタンク(フォウント)ともなれば最悪な場合、“錆びの宝庫”であることもしばしばあります。このタンク内の錆び、しばらく使っていなかったのこぎりのブレード(刃)表面にほんのりとわいた程度同様の錆びであれば、燃料でシャカシャカと何度かシェイクしてあげれば、使用上問題をきたす事はそうもありません。オールドコールマンを愛する我らにとっては、このシャカシャカもお手なもんですね。

上記の写真は私が普段愛用する紙じょうご(紙を丸めたものです)です。タンクの錆び取り処理を施し、その後中性洗剤を使い数回水洗いをします。そして日当たりの良い時間や季節であれば、洗濯物を干すのと同様に数時間外で乾燥をさせます。

しかし、炎天下で乾燥させてものの、意外とタンク内にはまだ水分が残る場合もよくあります。そんな時はこの紙じょうごとヘアードライヤーを使い、こんな風にして乾燥をさせます。

雰囲気的についつい外側だけを乾かそうとこだわり勝ちですが、このように外側からヒートアップさせてあげると、乾燥させる時間が短縮できるようです。それならばいっそのこと火であぶっては!?と、こんなことも頭をよぎりますが、やはりそれだけは避けたいものです。


グリーン、グリーン、グリーン&モアグリーンズ

ジャンクパーツもありますが、以外なところで役に立つ場合があるので、一応ゲットしておきました!

5月の半ばですが、この近辺ではここ数日記録的な暑さが続き、今日(5/18の日曜日)もかなり暑い一日が続いています。こういった猛暑の中、フリーマーケットなどでオールドコールマンを探すのが、結構好きです。今日は本当であれば、5時起きで少し遠出をして海に近いフリーマーケットへ行く予定でしたが、見事に寝坊をし、7時過ぎに急遽場所変更をし、地元のフリーマーケットへ足を運んできました。朝早くから出向いても、まったく1つも見つからない時もありますが、もう十分ってほど次から次へと見つかる時もあります。まさに運次第ですね。

グリーン、グリーン、グリーン。。。されど(オールド)コールマンです。

ここ最近は、メッキ系タンクモデルにお目にかかっていなかったので、頭の中では手作り製ボックスに入った242系あたりでも見つからないかなーと、こんな期待をしながら各セラーを見て回りましたが、そうは期待どおりに見つかるはずがありません。多くのオールドコールマンランタンは、特徴のある笠(ベンチレーター)のため、数あるジャンクやがらくたの中に埋もれていても、結構見つけやすいです。赤ランタンともなれば、もうあたりの色と溶け込むことなく、遠くからでも一発で分かります。

しかし、数はあるものの、見つかるのはグリーン、グリーン、グリーン、そしてグリーンモデルの数々。近頃はオールドコールマンというだけでずいぶんと高くなってきたため、赤ランランなどと比べると玉数のあるグリーン系モデルでも、結構な値段を吹きかけられる場合があります。値段とコンディションが見合えば、とりあえず買っておこうと、こんな判断になってしまいます。今日も値段と相談しながら、5−6ヶのグリーン系ランタンやストーブはパスしたものので、それでも気づくとずいぶんとグリーン系を購入してしまいました。

ちなみに、今日は80年代もののストーブ用アルミスタンドも手に入れたかったのですが、3バーナーストーブと一緒でないと売ってくれないということでしたが、何とかお願いしてスタンドだけ売ってもらえないかと交渉しましたが、想像以上の高値だったため、パスしました。また、旧マントル、レンチの入ったアクセサリーセーフ付きの228(ビッグハット)、値段の割りにランタン本体のコンディションが今ひとつだったため、こちらもパスしたうちのひとつです。

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ジャンクの楽しみ方(その4)


あれっ、目玉!?

このワークショップの話題を毎回ご覧いただいている方々には、タイトルを見てもうぴんときたことと思いますが、J氏が取り組んでいらっしゃるとあるモデルのレストア中のワンショットです。そうです、タンクの中をクローズアップで撮影された写真です。当初、タンク内はさほど錆びの影響はなさそうですと、こんな感じのことをおっしゃっていましたが、そこはさすがオールドコールマン、そうは行かなかった模様です(↓参照)。


100ショップでの購入品でしょうか、受け皿ボウルとストレーナーの2重構造。便利そうですね。

先週末、しゃかしゃかとホワイトガソリンとねじ(※注)を入れ、タンク内の錆び取り処理をされたそうです(↑)。これはその時のお写真です。錆び色となったホワイトガスの中央に、さらにうっすらと広がる錆びが確認できますね。私もこれまで散々、こんな光景を見てきました。錆び錆びのタンクから一発目にホワイトガソリンと取り出す時って、結構迫力ありますよね、ある意味そのどす黒さを見て。。。


こんな写真を見ると、ゴールドラッシュで栄えた西部開拓時代のゴールド取り用のふるいを思い浮かべます。パエリャ鍋のような形をしたふるいです。同時に、3年前の夏、とある川でフライフィッシングを楽しんでいた時、岸沿いにある大きな岩陰越しに動いた物体にドキッとしたことを思い浮かべます。「はっ、熊!」と思った瞬間、タイムスリップしてその当時から来たような格好をしたひげずらのおやじが、ゴールド取り用のふるいを片手に、岸辺の砂地で丹念にゴールド探しをしていました。う〜ん、確かにこの辺の川で釣りをしていると、きらきらするものが川底で輝いていることがよくありますが、あれってゴールドなのでしょうかね。

まだ実行されていないようですが、タンクシーラーを流し込む段階まで来たようです。もうすでに1回目の流し込みを終え、2回、3回と順を追って強化する様子です。このタンクシーラー、あまり活躍することがないよう願いたいもののひとつですね。でも、効果は抜群ですが。タンクシーラーに関しては、こちらの話題「朽ちたオールドコールマン、あなどるなかれ」も参考になると思います。



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チェックバルブレンチ
絶対に必要です!

オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。

U.S.モデル用はこちら icon で、カナダモデル用はこちら iconで購入できます。※注:当方オンラインショップへの注文ではありませんので、ご注意ください。当方からは商品紹介のみとなります。購入は、ナチュラムさんへの直接注文となります。


チェックバルブレンチについては、こちらの参考ページ
をご覧下さい。


Made in U.S.A”

Made in U.S.A(アメリカ製)と聞くと、アメリカにいながらもやけに新鮮に写ってしまいます。昨今、衣類にしろ、玩具にしろ、中国をはじめとするアジア諸国製造の品々があふれています。アメリカ製を探すのが、逆に難しかったりもします。

この近辺、日本では一時急増した中東系の人たちがフリーマーケットの露天商をしている場合が多々あります。恐らく、彼らは生活の道具として認識しているのだと思いますが、結構オールドオールマンを売っている(持っている)場合があります。

到底、彼らにとってオールドコールマンたることの存在は無知に近い状態です(察するところ)。そんな彼らですが、どう見ても手に入れた値段とは相当にかけ離れた値段を吹きかけてくることも多々あります。

もちろん、そんな駆け引きがまたフリーマーケットの楽しみでもありますが、彼らも生活がかかっていますので、意外と値切るのも難しいときがあります。彼らに値切り交渉をすると必ず、“見てみろっ、これはアメリカ製だぞ!”のように、やけにアメリカ製であること誇示してきます。

う〜ん、確かにこの時代、アメリカ内と言えども、確かにアメリカ製の製品、貴重なのかもしれません。

 

 

一気にメンテナンス
のすすめ

よく「マイブーム」たる言葉を耳にすることがありますが、私のマイブームと言えば、メンテナンスを一気に行うことです。それも同モデルを3台、4台と。。。

これは単にマイブームというだけではなく、それなりに利点があります。例えば、同じモデルでも、製造年が微妙に違うだけで、使用されているパーツが微妙に違うことがあります。単体でメンテナンスしていた場合だと、この違いが分からないため、気づかずにいることも結構あります(ありました)。

どうでも良いことと言えばそれまでですが、小さなねじ一本にまでも色、形、大きさ、そして素材などにまでもついてもついこだわったりしてしまうのは、どういった理由なんでしょうか?

 

子守を楽しむ

週末は多々なる理由から子守に時間を取られるのが、日常化しています。近所の子供とそこらで遊んでおいでと、こんな風にできればよいのですが、そうも都合の良いようにはいきません。

今日は娘二人を連れ、ちょっとおしゃれなショッピング街で軽いランチを食べました。今日のような暑い日、昼から飲むビールと生ガキ、最高でした!サンフランシスコ周辺を中心に、この辺りでは日本原産種のカキをはじめ、結構おいしい生ガキを食べることができます。

 

ねじ(※注)

左の話題より、「ジャンクの楽しみ方(その3)」の注釈へのコメントです。ご存知のない方へ参考まで。

オールドコールマンの錆びたタンク内の錆び落としのツールとして、通常このようなねじを活用されている方は多々います。こちらではBB弾を利用している場合も多々あります。私自身は両方使ったことがありますが、取り出す際にBB段の方がボール状の鉛玉ですので、使い勝手は良い感じがします。

尚、2バーナーや3バーナー用のタンクにこのねじを利用しての錆び取りを活用した場合、そのタンクの構造上、最後の最後まで入れたねじ(BB弾)を取り出すまで一苦労しますので、気をつけてください。