Texas Base Collaboration Project Report #1

”テキサスベースコラボレーションプロジェクト#1”

皆さん、こんにちは!

さて、昨年よりライティングコールマンの拠点となるテキサス州のテキサスベースと、日本のオールドコールマン好きの方々とのコラボレーション企画として参加していたける方々を募集させていただきました(※モチベーションをあげる動画はこちら)。その中から相当オールドコールマンに熱を上げていると思われる参加者のひとり、『Takuさん』 より、第一号となるテキサスベース(日本ベース)のレポートをご頂戴いたしましたので、以下にご紹介をさせて頂きます!あらゆるところに工夫、そしてセンスの良さが見え隠れしています。評価点は10点満点何点やら?Takuさん、ありがとうございました?

まずはご自宅の一室でしょうか、テキサスベース日本の拠点となるスペースです。すでに抜群の雰囲気です。

 

上(↑)の進捗を拝見すると、テキサスベースで提供させていただいたグッズがバランスよく配置されています。

これはちょうど先の写真の位置から左側面の壁側でしょうか。圧倒されるコレクションの数々です。

オールドコールマンのほかにも、古いレールロード系のランプもいい感じですね。

 

このワークスペースの配置とサイズが非常に良い感じです。しいて安定した作業を確保するために、ぜひぜひ、ここには2x4で組んだワークベンチを作製していただきたいです。

恐らくすでにその計画はあるとは思いますが、期待しています?

上(↑)は参考です。テキサスベースで愛用のサブワークベンチですが、このくらいのサイズのワークベンチも便利です。

生粋のテキサス生まれ、テキサス育ちの人をTexan(テキサン)と呼びます。そんなテキサンは非常にテキサス産にこだわりを持っています。ここテキサスはMade in U.S.A.ではなく、Made in TEXASです!

小さなパーツ類の整理もオールドコールマン好きの方にとっては楽しいものです。これは非常に良いアイデアですね。

現代風の洒落たライトも良いですが、やはりオールドコールマンに敬意を評し、こんな雰囲気ある古いライト下でメインテナンスやレストレーションを楽しむのが最高ですね。

さて、今回は記念となる第一回目のテキサスベースコラボレーションの第一号、Takuさんには独断と偏見でその評価ポイントを10点満点中9.2点とさせて頂きました。

Takuさん、ご協力を頂まことにありがとうございました。尚、Takuさんは以下のインスタグラムにも多数素敵なオールドコールマンの写真などを投稿されています。


 

 

                 by the Owner of Lighting-Coleman.com who sacrifices the life for Old Coleman in Texas, U.S.A.

 

 

Model 319 Restoration Report #1

”モデル319レストレーションレポート#1”

さて、2021年初夏、テキサスベースの元に送られてきた一台のモデル319。そう大変希少なモデルです。

触らずしても一目瞭然でその状態が決して良くないことだけは、すぐに判断ができました。さて、その真相は。。。。

 

 

 

 

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“コロナとコールマンの関係

2021年7月、世界に猛威を振るった歴史に残る『コロナウィルス』、アメリカではCOVID-19と称されていますが、これがきっかけに良くも悪くも私たちの生活スタイルが大きく変わったのは皆さんもお気づきの通りです。

この影響はオールドコールマンの愛する私たちにも大きな影響を及ぼしたようです。こちらアメリカではこれまでに無いインフレーション(インフレ)が懸念される中、複数回の給付金、通常の失業保険にさらに上乗せをした支払いななにより現在職場復帰するためのモチベーションや必要性が欠け、異常なほどの労働者不足がおきています。これを受けが食料品、車、家、家賃などなどありとあらゆるものが高騰しています。

そんな中、これまでの自粛による『巣篭もり』、『自宅勤務』を受け、DIYの普及をはじめ物つくり、物いじりに奮闘する人々が急激に増えたのもご存知の通りです。そう、そんな中オールドコールマンをいじるのは時間に余裕のできた人々、私たちにとっては最高の対象であることは間違いありません。そしてこの影響を受け、昨今イーベイにおけるオールドコールマンの価格高等はめまぐるしいものがあります。

う〜ん、これについては状態問わずオールドコールマンであれば全てが高値を付けて売られているようですが、いかがなものかと日々頭をひねっている毎日です。

COLAMAN FACTORY OUTLETと博物館(カンザス州ウィチタ)は惜しくも2018年暮れ頃に閉鎖してしまいました。2017年に初訪問をし、改めて際訪問計画を立てていた私にとっては、非常に残念でなりません。

上の写真はその博物館の側壁の写真ですが、この赤レンガがその象徴です。同色のTシャツを着ていたため、同化して分かりづらいですが、ガス灯のペイントの前でガッツポーズを決めさせていただいていいます。

現在、新アウトレットストーアーは他の場所に移転して今も営業をしていますが、1926年からコールマン社として使われてきたビル、2016年にはそれまでアウトレットストアー内にあったリペアサービス窓口が閉鎖され、その2年後の2018年には閉館と、今も多くの人が惜しんでいるに違いありません。

2017年に訪れた際は、2016年に閉鎖されたリペアスペースの跡はまだ残されていたものの、それまで居た2名のリペアマンの姿は当然なければ、その中は空っぽでした。それを知らずして、一人の男性が使い込まれたツーバーナー片手に『キャップから燃料が漏れる』とのことで修理に持ち込む姿がありました。恐らくこの男性、過去にもちょくちょく利用していたような様子で、非常に残念がっていたのを今でもよく覚えています。

幸い、このビルは新オーナーに売却はされたものの、以下住所の跡地は他の商用(?)として今も残されては居るようです。最低、そうであって欲しい。

235 N.St Francis Wichita, Kansas 67202

グーグルアースでこの住所を入れて検索してみると、グーグルアース上ではくっきりと今もコールマンのログがビル側壁に確認できましたが、真相は。。。。

 

2021年7月半ば。ここ一年ほど前頃からでしょうか、明らかにコロナが影響していることは間違いありませんが、オールドコールマンの愛好家が増える中、その価格はうなぎのぼりです。英語で例えるとSky Rocketです。正直なところ、その勢いは衰えることなく異常とも言える速さで高騰しています。

ここ最近オールドコールマンの魅力に魅せられ収集を始めた方々もずいぶんと増える中、本場米国でコールマンの変遷を30年近くにわたり見てきた私にとっては、その高騰ぶりにはやや戸惑ってしまう思います。

さてそんな中、オールドコールマンを販売されご商売をされている方、またオークションなどに出品をしお小遣い稼ぎをしている方々など多々居られるかと思いますが、この先あと何年、潤沢に在庫を抱えることができるのでしょうか。

あくまでも私の憶測ですが、先にも述べさせていただいたように、ここ数年の動向をみていると恐らく、2−3年後、いやもしかしたら1−2年の間かもしれませんが、オールドコールマン事態が枯渇すると読んでいます。

私自身、かっては毎週待つともなると真っ暗なうちから車を走らせ、方々のフリーマーケットやエステーとセールに行き、オールドコールマンの収集に精を出していた時代がありましたしたが、ここ数年は全くと言って良いほど、その衝動すら起こってきません。一番の理由は、根本的に昔ほどオールドコールマンにめぐり合えるチャンスが1/100、いやもしかしたら1/300くらいのチャンスしかなくなってしまったからです。

とは言え、今現在でもイーベイを覗けば、そこそこのオールドコールマンが出品されていますので、まだまだ入手すること自体は可能だと思いますが、その高騰ぶりとどう向かい合っていくか次第ではないでしょうか。

当サイトでは現在、ランタン、パーツなどの販売は今後、恐らく一昔のような賑わいを見せることは恐らくないと思います。理由は玉数の問題、そして高騰する送料、そして日本国内で本格的にオールドコールマンを取り扱う専門店様も多々ある中、当方も役目はひとまず終えたかなと考えています。

一方、昨今はレストレーションのご依頼もさらに急増し、オリジナルグッズの製造依頼など、時代に沿った展開、また尺度を変えた取り組みを中心にシフトをしていく予定です。