はじめてのプレヒート

日本の某番組で確か『はじめてのおつかい』、とか言う番組があったような気がしますが、はじめてのおつかいならず、『はじめてのプレヒート』と題させていただきました。上記のお写真はまさにはじめてのプレヒートを体験されたK氏よりいただきました。実はこの初プレヒートに先駆けて一度点火を試みたそうですが、プレヒートせずに点火したため、ご想像いただけるように見事『火達磨』となってしまったそうです。そんな直後の再点火、相当にハラハラドキドキしたことでしょうね。

随分と大切にされている様子がうかがえますね。またマイカグローブを通して灯される明かりは本当に独特の雰囲気があります。多分これから先、クイックライト系のランタンに魅せられ、何台も手にされるのでしょうか。

メンテナンスもかなりきちんとされているようですね。また、お写真楽しみにお待ちしています。この度は、ありがとうございました!※掲載が遅れてしまい、失礼しました。

 

そろそろ始動します!

皆さん、すっかりとご無沙汰していました。本来、こんな風にワークショップの話題を掲載するべきところ、色々と取り組んでおりまして、すっかり時間が空いてしまいました。気付くともうポカポカ陽気の季節に移り、先週末など猛暑並の暑さにでした。実は、北海道のJ氏より頂いていた雪積もる中で撮影していただいた雄姿あるオールドコールマンのお写真があったのですが、こんな汗ばむ季節に『雪?』といかにも怠慢だったことがばれてしまう為、非常(ひじょ〜に)、申し訳ありませんが、あれらのお写真はお蔵入りとさせていただきました!


“写真を撮るときは、相変わらずお決まりのポーズだね。2008年4月のとある週末“

さて、上(↑)の写真ですが、実はこれまでのガレージの一部に『ひっそり』と身を忍ばせていたワークベンチを中心としたワークショップですが、うれしいことに完全オールドコールマンに特化したスペースへと場を設けることができました。まだようやくワークベンチや棚などの配置が決った程度で、がらんとした閑散な状態ですが、これから臨時に荷詰めしたパーツなどを箱から取り出し、整理しやすいように陳列したりと、ようやく来週末くらいから落ち着きそうです。

左手前に写っているのは、1960年代から1970年代頃に製造されていた各種キャタリックヒーター用のウィック(芯)です。もう数年前からごろごろとしていますが、意外と必要とする方がいらっしゃり、年に何点かはご注文を頂きます。

ご覧頂けるスチールベルティッドクーラー(ちなみにロウボーイです)、ガレージから移そうと持ち上げた途端、『うんっ!?』とやけに重さを感じ、フタを開けるとなんとその昔に詰め込んだままにしてあったストーブ用のバルブやジェネレーター、それからあまり需要のないプロパンガスモデル用のジェネレーターその他がごっそりと出てきました。

今回のカバーページに登場していただいております、我が家の『お嬢さま方』です(いつものことながら、親ばかで失礼します)。もう昨年のヨセミテ公園トリップ(←詳細はこちらをクリック)から比べると、お陰様で随分と成長しました。これまでは上の子が度々登場していましたが、これからは下の子も顔を出させていただくことが度々あると思いますので、よろしくお願いいたします。



あれっ、こんなの持っていたんですね

この上の話題で少し触れさせていただきましたが、北海道のJ氏がすっかり雪が解けたと思われる大地より、またまたお写真を送っていただきました。かれこれ20年前に購入されたモデルだそうです。何やら色々とお持ちになっているんですね。オールドコールマンと呼ぶにふさわしいモデルか否か、微妙に悩むモデルですね(個人的な意見ですが)。

『いや〜っ、すばらしい!』、春が訪れた午後の週末にでも撮ったお写真でしょうか、撮り方が非常ににくいアングルですね。お写真をありがとうございました、J氏!

ジャンクの楽しみ方


“エクセントリックブロックにやや問題あり!、それぞ、ジャンク!?“

これっ、いったいどのモデルのバルブだかお分かりになるでしょうか?ひどいジャンクなモデルのバルブです。ジャンクモデルを手に入れた時は、せいぜいパーツ取り用として手に入れたつもりが、ひそかに復活させてしまおうと、そんな企みが浮かぶことが結構あります。しかし、実際少し手を加えてみると、そのひどさにうんざりすることも多々あります。そんなことを繰り返しているうちに、倉庫の奥の、さらにまた奥と、その存在すら忘れてしまうようなことになります。

本来、2ヶ月、3ヶ月と時間を掛け、みごとなほど見違える姿にしてあげるのも、ジャンクモデルをいじくる楽しみでもありますが、それを人任せにし、後はその完成を勝手に想像しながら自分は待つだけと、そんな別のジャンクの楽しみ方も実は世の中にはあるんです。

何を隠そうこのジャンク、このコーナーではもうおなじみのJ氏の元に渡り、これからJ氏の手により予定では、また明かりが灯されることになります。こんな勝手なことを書いてしまい、申し訳ありません、J氏!Take it easy...


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チェックバルブレンチ
絶対に必要です!

オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。

U.S.モデル用はこちら icon で、カナダモデル用はこちら iconで購入できます。※注:当方オンラインショップへの注文ではありませんので、ご注意ください。当方からは商品紹介のみとなります。購入は、ナチュラムさんへの直接注文となります。


チェックバルブレンチについては、こちらの参考ページ
をご覧下さい。


 

アメリカらしい!?”

“ハウス・オブ・ペイン(House of Pain)”、“グッドプレイス・トゥ・テイク・ア・リーク(A good place to take a leak)、これって一体何のことだかお分かりでしょうか?

服のブランド名?、それとも...

実はこれ、店の看板の一部に掲げられている売り文句なんです。ちなみにはじめの方を訳すと、『痛みの住家』ってところでしょうか、Tatto(刺青)屋の売り文句です。そして2番目を訳すと、『垂れ流すにはもってこいの場所だよ』と、こんな具合でしょうか。

これでぴんと来た方は相当勘の良い方ですね。実はこれは車のラジエター修理工場の売り文句でした。

 

チェックバルブレンチ
絶対に必要です!

オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。

U.S.モデル用はこちら icon で、カナダモデル用はこちら iconで購入できます。※注:当方オンラインショップへの注文ではありませんので、ご注意ください。当方からは商品紹介のみとなります。購入は、ナチュラムさんへの直接注文となります。


チェックバルブレンチについては、こちらの参考ページ
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スチールベルティッドクーラー”

今でもちょくちょく目にすることができるオールドモデルのコールマンクーラーとして、1980年代中心に人気のあったスチールベルティッドクーラーがあります。そのコンディションはまちまちですが、保冷効果は本当にすばらしいですね。さらにさかのぼること昔、昔のモデルでペンギンのロゴマークの付いたモデルがありますが、確か1950年代前後のモデルだと記憶していますが、あの時代のモデルともなると、さすがに保冷効果はおせいじにも決して良いとは言えないですね。以前、ペンギンモデルを実用していた時期がありましたが、氷を入れて半日持てば良いほうでした。

話が反れてしまいましたが、毎日通る道沿いにあるとある一軒の家(まったくの他人の家です)、必ずっと言ってよいほどガレージのドアがいつ通っても開いています。そしてそのガレージの中にはかなり大型サイズの80年代のスチールベルティッドクーラーがどんと横たわっているのがいつも見えます。どうやら物置台代わりにされている様子で、一向に実用されている形跡がありません。

「う〜ん、何ともかわいそうなオールドコールマンなことだな。。。」と、毎回そんなこと考えながら、その家の前を車で通過しています。いっそのこと使わないのなら、今度譲ってもらおうかなっ?なんて考えています。

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