切り立った岩場の下を流れているホットクリーク、こんな感じに乾燥した細いけもの道のようなパスを下り釣り場にアクセスすることができます。この一枚はやや上部から撮りました。実は私以外、“今からプールに行って来ま〜す・・・”みたいな格好をした子供と奥さんを引き連れていました。しかし、ここでアクシデント発生! なんと今まで手をとりながら下っていた下の娘が、私の手を離し一人で下り始めた瞬間、『ダダダダダダダーーーーッ』と超小走り状態でものすごい勢いで下っていくではないですか。その直後、あまりにも急な斜面のため、止まるにも止まれない状態で“超小走り”になっているではありませんか・・・。“やっ、やばいっ!!!!”と思った瞬間、小さな体が中に浮き、ボールのように跳ねながら転び落ち始めました。それを見ていた奥さんは上部から『あ、あ、あ、あ、あああああああ〜〜〜〜っ!!!!!』と言葉にならない悲鳴を上げ、私にもなすすべがなくただただ転び落ちる子供を見るしかありませんでした。 いや〜っ本当にあせりました。小さな体だったせいでしょうか、僅かな擦り傷程度で大事に至ることなくくぼみで止まることができました。周りにはごつごつとした溶岩が突出しているにもかかわらず頭を打つことすらなかったのは、本当に不幸中の幸いでした。
〜2011年もおちゃらけコンビ健在です
キャンプ場に戻ってきたおちゃらけコンビ、カメラを前におちゃらけポーズを取っています。 〜 スリーバーナーがフル回転
キャンプサイトの裏はご覧のようなワイルドセージのブッシュに囲まれています。隣でキャンプをしていた親子のお父さんいわく、真っ暗になると鹿の目がところどころで光っているのが分かるそうです。この写真は2日目の晩、夕食を作っているところですが、ついつい熱が入りすぎ気づくともう辺りは真っ暗になっていました。この時スリーバーナーはフル回転状態でした。 いつどこで手に入れたのかも忘れてしまっていた228Hランタンですが、確か2010年のキャンプでも活躍した一台だと思います。まったくと言ってよいほど人工的に作られた灯りがないため、ベンチレーターの照り返しも強い228系のダブルマントルは強い見方です。オールドコールマンとしてはまだまだ若い年代のモデル(1980年代)ですが、このくらいの年代のモデルはほとんど手を入れることなく使うことができるものが多いです。
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チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
ホットクリークはカリフォルニア州の中でもフライフィッシングの釣り場としてとても人気のあるスポットです。上部にあるプライベートのホットクリーク・フライフィッシングランチは数年先まで予約で一杯です。ここを訪れる人々は大きく分けるときっと2パターンあります。ひとつは私のように鱒を釣る目的で来る釣り人、そしてもうひとつは釣り場の下流に沸く温泉(ホットスプリング)を楽しむためです。 今回、私の頭の中のシナリオでは、子供と奥さんはこのホットスプリングでゆっくりと温泉でくつろいでもらい、その間、自分は思う存分に釣りを楽しむ計画でした。 しかし、この時は温泉の温度が上がりすぎているため、温泉は完全に閉鎖され、予定外のハプニングに見舞われてしまいました。そして、これが下の娘に悪夢を見せる原因となりました。
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