3日目はキャンプ場を少し離れ、395号線を少し南下し、周辺では一番大きな湖にあたるCrowley Lake(クロウリーレイク)の町から山側に入ったMcgee Creek Pack Station(マクギークリークパックステーション)を訪れました。パックステーションとは?簡単に説明するとシェラネバダ山脈のハイカントリーを馬に乗りながら行うバックカントリーのホースバックトレッキングです。どんなものかは、以下のユーチューブのビデオをぜひご覧ください。
パックステーションのパーキングの横を流れる“マクギークリーク”をちょっと覗き込んでみました。そう、パックステーションの名前の由来はこのクリークから来ています。この年は雪が多かったせいもあり、普段よりかなり増水していたようです。恐らくこのクリークにも大きくはないものの、野生の鱒がたくさんいることでしょうね。 上(↑)は、ユーチューブからピックアップしたマクギークリークのフライフィッシングの模様です。フライフィッシングをやられる方は必見です。こんな子供でもゆうに渡れそうな浅い流れで巨大な鱒がヒットします。このビデオを見た瞬間、独身時代にふらっと訪れたニュージーランド北島でのフライフィッシングを思い出しました。ニュージーランドの川もこんな浅場で想像もできない巨大な鱒がガツン!とフライに食いついてきます。 私たちが訪れた時、バックカントリーから帰ってきたラングラーの人たちがランチタイム中とのことで、その間私たちもパーキングでストーブを広げ、ランチを取りました。装備は大げさですが、食したのは日清カップラーメン、昨晩の残りのご飯、そして魚の缶詰でした。 ランチを食していると、楽しそうな会話をしながらホースバックライディングから帰ってきた人たちが山から下りてきました。後ろを行くのはパックステーションで働くラングラーのお姉さんの中のひとりです。軽装であることからきっと数時間のホースバックライディングを楽しんできたようです。
こちらは前から3頭目のミュール(ロバの仲間?)に荷物を背負わせているところから、ある程度の長距離のホースバックライディングから帰ってきたのでしょうか。砂埃を上げながら山を下りてくる姿がかっこいいですねー。 〜カルヴァンとクラッシー
今回、残念ながら我が家の子供二人はまだ小さいため、本格的なホースバックライディングはできませんでした。代わりにパックステーションの敷地内でラングラーのお姉さんに手綱を引いてもらいながらの馬乗りを30分ほど楽しみました。子供たちが乗った馬の名前は、カルヴァンとクラッシーでした。
初歩的なことですが、万が一馬が暴れだし暴走したような時を考え、手綱は決して手に巻くように持ってはいけないそうです。簡単な基礎知識を説明され、あとは『エンジョイっ!』なんて言うのは本当にアメリカらしいです。
ラングラーのお姉さんは手馴れた手つきで手綱を引いていますが、実はめちゃくちゃ腕力を必要とします。手綱を引いていると馬が時折草を食べようとします。その時、手綱を思いっきり上に引っ張り、歩くよう促すのですが、これが本当にものすごい力を強いられます。はじめはうちの奥さんが引いていましたが、わずか5分ほどでギブアップしてしまいました・・・。
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チェックバルブレンチ
オールドコールマンのメンテナンスには、チェックバルブレンチは必需品です。ライティングコールマンで主に利用しているものは1960年代頃のものですが、日本国内では大型アウトドアショップのナチュラムさんで入手できます。
マクギークリークパックステーションの詳細は、上のロゴマークをクリックすると、マクギークリークのホームページを訪問することができます。 リー&ジェニファーローザー夫妻により1988年から運営されています。イースタンシェラを訪れる機会があれば、是非会いに行ってください。とても親切な夫妻です。
日本でも“ラングラー”と言う言葉を誰しもが耳にしたことがあると思いますが(そう、ラングラージーンズです)、ラングラー(Wrangler)とは、主に馬や牛を扱う人たちのことを示す言葉です。 ここマクギークリークのパックステーションで働く人たちがまさにその“ラングラー”です。こう聞くと、ラングラージーンズの由来もうなずくことができますね。 きっとここで働くラングラーの人たちはこだわりを持っているのでしょうね、はいているジーンズを見ると皆Wranglerのジーンズをはいていました。カウボーイハットにカウボーイブーツ、そしてほこりまみれになったラングラージーンズ姿、皆さん本当にかっこよかったです。
もう私のアメリカ生活もあと数年すると、日本で暮らした年月より長くなってしまいます。数十年前に片手で持てるくらいの荷物だけを持ち、アメリカにたどり着いてから早20年近く経ちます。 アメリカと言えば当然ながら生活するには“英語”を使わなければなりません。かつて、渡米した頃はハンバーガーのひとつすら注文することができず苦悩の日々を過ごした思い出があります。 あれから何年といった長い月日が流れた頃でしょうか、英語がスムーズに耳に入り、無意識のうちに言葉に発することができたのは・・・・。 ある程度英語が習得できてきたなと感じ始めた頃、同時に二人の子供も『おぎゃー』と生まれて以来、英語とともに暮らすことになりました。 しかし、その英語の習得ペースは当然私のペースとは比べ物にならないほど早いです(恐ろしいほど)。そして発音のパーフェクトさと言えば、もう私くらいの年になると100%完璧にするのはまず無理だと思いますが、アメリカ生まれの子供はさすがに違います。 日本では子供の英語教育にものすごいお金を費やす親御さんが多いようですが、ひとつ言えることは英語を習得(他の外国語も含め)するのは早ければ早いほど“生きた英語”を習得できるのは明らかな事実です。 多分、大きくなってから英語学習のための教材を与え習得させるより、『A、B、C・・・』や『ハロー』、『サンキュー』など簡単な英語をしゃべる癖を付け、訓練をしたほうが絶対に効果があると私は思います。 黒毛のカルヴァン
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