〜らーめん道(その3)


通称“濃厚ごま塩らーめん”です。

もうらーめんを食べ続けそろそろ2週間くらいになる頃でしょうか、やや頭が混乱してきました。さすがにこれほどのらーめん尽くしとなると、もう家族は誰一人として興味(食欲)がなくなったようです。しかし、今日もまたまためげずにらーめんです。

仕事を終えるとまずは冷蔵庫からスープの入った寸胴を火にかけ、コトコトと煮込むのが日課となりました。もうこのくらいになると野望(無謀?)を抱くようになり、サラダやカレーを作るために出たくず野菜などはその種類に関係なく、ぽいぽいと寸胴の中に放り込み、それを煮込んではらーめんを食しています。

という訳で、この日のらーめん(↑)は野菜の甘みを生かした通称“濃厚ごま塩らーめん”です。鶏から出た旨み脂とすりゴマが絡み合い、絶妙なスープに仕上がりました。ちなみにチャーシューは2本目のチャーシューとなりますが、やや脂の差し具合がよくないためか、食感が今ひとつでした。

 


“2週間目のらーめん”

ちょうど2週間目のらーめんとなりました。初日、そして個人的には一番スープが美味しくなる3日目あたりのらーめん(写真)と見比べていただくと分かるように、スープを見る限り素っ気のないスープになってきているのは拒めません。事実、この数日前にらーめんを食した奥さんから“何か今日のらーめんはコクがないね〜”のような意見が上がりました(想像していたことをずばり指摘されました)。

その原因として、“肉系”の風味が薄くなってきているのは明白です。実は今夜このらーめんを食す前、近くのスーパーで豚の塊と鶏肉を買おうと立ち寄りましたが、お財布と相談した結果、断念しました。本日のらーめんはその結果の出来(味)と言ったところでしょうか。

次回はらーめんを作るまでの工程をご紹介させて頂こうと思います。


〜らーめん道(最終回


材料はシンプル、醤油スープのベース、もやしとニラ、チャーシュー、そして例の乾麺です。

約2週間を掛けご紹介させていただきました『らーめん道』ですが、今回を持ち、ひとまず最終回とさせていただきます。また一からスープを作る機会が来た時は、また第二段としてご紹介をさせていただきたく思います。この最終回は、私流のらーめんの作り方(スープを作り、麺をゆで、そして器に盛るまでの工程)をご紹介させていただきます。ちなみに本日のらーめんはスープ作りを開始してから22日目です。

チャーシューの脂とにんにく風味のきいた醤油らーめんのスープベースです。ねぎは最後にトッピングすることが普通ですが、醤油らーめんの時はこのように先にねぎを投入するのが好きです。

きんきんに熱した中華なべにたっぷりの油をなじませ、もやしとニラを一気に炒めます(15秒程度)。


そこに熱々のスープを一気に注ぎます。量は中華なべ用のお玉で4−5杯くらいです。

スープはあっと言う間に沸騰しますので、同時に麺を熱湯に投入します。麺は好みで3分弱ゆでますが、上記のような状態にスープがなり次第、器に注ぎます。

らーめんを投入する直前、スープを注ぎ込んだところです。この時に立ち込めるねぎの風味が非常に良いため、ねぎを先に器に入れていました。

ややまだ硬さが残っているような色合いですが、これくらいがベストです。箸でらーめんをさっと畳み込み、いよいよ最後のステップに入ります(中華なべに残っているもやしとニラを盛るだけです)。

完成です。この前に食した2週間ちょうどのらーめんスープの色と比較すると、かなり白濁しているのがお分かりいただけるかと思います。最後の最後まで陸揚げしなかった大量のにんにくの塊と他の野菜からこの白濁色が随分出たのかと思います。

こちらのらーめん道を終えるにあたり、このらーめんを作りましたが、スープ自体はまだ寸胴の半分くらい残っていますので、まだ当面はらーめんを食べ続けることになると思います。

この最後のらーめんですが、スープを飲んだ時に舌と鼻に抜ける独特の旨みがたっぷりと出た状態で、我ながら非常に美味しいらーめんだったと思います。またチャーシューもカットした状態でしばらく常温に出していたため、脂部分が超とろとろで口の中で溶けるような柔らかさでした。

このコーナーはまた定期的に更新させていただきますので、是非ともまたお立ち寄りください。

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材料

今回のらーめん作りに使用した材料は以下になります。米国ゆえ、土地にこだわった材料をふんだんに使うことは無理ですので、その点を是非ご考慮願います。

豚の拳骨:2本分くらい
豚肉の塊:2パウンド
鳥の骨:2パウンド
鳥の皮:1.5パウンド
出し昆布:適量
けずり節:1袋 全部
にんにく塊:2つ
にんじん:3本
たまねぎ:2つ
しょうが:塊を3つほど
きゃべつ:丸ごと1つ
干ししいたけ:5つほど
黒砂糖:スプーン3杯
もやし:一袋
にら:適量
刻みねぎ:適量

アメリカは日本と異なり、水は『硬水』です。通常、日本食には『軟水』がよしとされていますが、らーめんの場合はどうなんでしょうか?

 




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